PC業界を変えてしまう可能性のMacBook Pro
M1チップ搭載の新Mac3機種
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そして最後に
Proのすべてが目を覚ます。
13インチMacBook ProがApple M1チップを搭載。その速さとパワーは信じられないほどです。CPU性能は最大2.8倍。グラフィックス処理速度は最大5倍。Appleで最も先進的なNeural Engineにより、機械学習の速さは最大11倍。バッテリー駆動時間は、どんなMacよりも長い最大20時間。
Appleで最も人気が高いプロ向けノートブックが、スケールの違う能力を
手に入れました。
Apple M1チップの驚異的なパワー、内蔵
今回発表された新しい3台のMac、最後を飾るのが本命でしょうか、MacBook Pro になります。
Proの冠をつけたこの機種がどう変わったのかを見ていきましょう。
CPU
Appleシリコン M1チップ 8コアCPU(高性能コア4、高効率コア4)
一世代前より 最大2.8倍高速
※1.7GHzクアッドコアIntel Core i7搭載13インチMacBook Pro量産モデルと比較
1世代前より 最大5倍速いグラフィックス
※テスト実施時に市販されていたノートブックおよびデスクトップコンピュータ向けの最高性能の統合型GPUと比較
Neural Engine
Appleシリコン M1チップ 専用16コア
最大11倍速い機械学習
※1.7GHzクアッドコアIntel Core i7搭載13インチMacBook Pro量産モデルと比較
ユニファイドメモリ
Appleシリコン M1チップ 最大16GBの超高速ユニファイドメモリ
SSDストレージ
最大2TB 最大3.3GB/sのシーケンシャル速度
最大20時間駆動するバッテリー
Mac史上最長
熱効率
アクティブクーリングで驚異的に速いパフォーマンス
Wi-Fi 6
最大1.2Gb/sのスループット
1つの通信で複数端末に同時に届く性質を持つ
※Wi-fi 5は約7Gbps
Thunderbolt / USB 4
最大40Gb/sのデータ転送
充電、ビデオ出力を1ポートでできる。
明るさ500ニトの輝度
(前モデルは400ニト)
3マイクアレイ
スタジオ品質を、スタジオなしで。信号対雑音比が向上。
他にも従来あるTouch Barやシザー構造のMagicKeyboad、感圧タッチトラックパッドなどは健在。
従来2020年モデル4機種から下位2機種が新しいM1チップ搭載のMacBook Proに置き換わっています。
値段
エントリーモデルが
134,800(税別) ※8GBのメモリ、256GBのストレージ
上位モデルが
154,800(税別)
各CTOで
メモリが16GBにアップ+20,000
SSDが+倍になるにつれ+20,000となっています。
上位モデル2機種がIntel製CPUのモデルは据え置きで並行販売
個人的雑感
名前の通りMacBook Proは手にとって使いたいPro仕様のMacで間違いないでしょう。しかし、Airとほぼ同じ性能(Touch Barなどの違いはあり)で3万円の差をどう考えるかだと思います。
気になる点があるとしたら、上位モデルとの性能が逆転しているのに値段が安いという事、これがどの様な意味なのかを考えてしまいます。
前の様にPCとしての機能が出せないのであろうか、自社開発によるコストダウンに成功したのかどうか、発売後の検証が楽しみである。
もしかして、PC業界を一気に変えてしまうゲームチェンジャーになる可能性を感じる今回のM1チップ搭載Mac
10年、いや15年に1度の大変革に立ち会っていると思います。
もうすぐそこにいます。
11月17日発売